独軍の弾薬、エールフランス機でマリに輸送中紛失
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【6月12日 AFP】ドイツ軍部隊が仏航空大手エールフランス(Air France)機でマリに向かう途中、箱に詰められて輸送中だった大量の弾薬を紛失していたことが、11日に明らかになった。
独軍装備部のスポークスマンは、同国紙ウェルト日曜版(Welt am Sonntag)の報道を認める形で弾薬紛失を発表し、「所在を引き続き調査中」だと述べた。
独軍部隊は先月28日、エールフランスの民間航空便で首都ベルリン(Berlin)を出発し、パリ(Paris)経由でマリの首都バマコ(Bamako)に向かった。弾薬類は登録され航空機の貨物室に積み込まれたが、マリ到着時に880個の弾薬が詰まったプラスチックの箱1個がなくなっていた。独軍はベルリン警察に届け出たという。
独国防省報道官はAFPに対し、「責任はエールフランス側にある」との認識を示した。
ドイツは、国連マリ多次元統合安定化派遣団(MINUSMA)や、マリの治安部隊を訓練する欧州連合(EU)のミッションに参加している。(c)AFP