経済危機のベネズエラ、食料不足で抗議デモ相次ぐ
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【6月10日 AFP】原油価格の急落により深刻な経済危機にあるベネズエラで、各地で食料品の不足が発生しており、抗議デモが相次いで起きている。
食料品はスーパーなどからも消え、医薬品やトイレットペーパー、おむつなどの日用品も不足している。さらに干ばつと電力危機が、同国の困難な状況を悪化させている。運輸業界でも、バッテリーやタイヤなどの交換部品が不足し、ガソリン価格も高騰しており、抗議デモが相次いでいる。
ベネズエラの物価は商品不足により急上昇。昨年は世界最悪の180%のインフレ率を記録したが、国際通貨基金(IMF)によると今年のベネズエラのインフレ率は700%を超えるペースになっている。(c)AFP