独代表リュディガーが膝じん帯断裂、EURO絶望
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【6月8日 AFP】ドイツサッカー連盟(DFB)は7日、同国代表のDFアントニオ・リュディガー(Antonio Rudiger)が右膝の前十字じん帯を断裂したため、欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)を欠場すると発表した。
イタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)に所属するリュディガーは、12日に控える欧州選手権グループCの初戦となるウクライナ戦での先発起用が予想されていた。
DFBは、リュディガーはフランス・エビアン(Evian)でのトレーニング中に負傷し、大会の出場は不可能になったと発表している。
マッツ・フンメルス(Mats Hummels)がふくらはぎの負傷によりウクライナ戦を欠場する見込みのため、リュディガーの出場が期待されていた。
DFBによると、ヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督は代役選手を招集するか否かを見当しているという。
「監督は追加招集を行うかどうかを判断しなければならない。チームがピッチに入る前までは、遡及(そきゅう)的に選手を招集することは、欧州サッカー連盟(UEFA)の規則の下で認められている」
レーブ監督には、ジェローム・ボアテング(Jerome Boateng)のパートナーとして、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)でメンバー入りしていたシュコドラン・ムスタフィ(Shkodran Mustafi)、あるいはベネディクト・ヘベデス(Benedikt Hoewedes)をセンターバックで起用する手が残されている。もしくは、21歳のヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)を起用するギャンブルに出るという選択肢もある。(c)AFP