【6月5日 AFP】コパ・アメリカ・センテナリオ(Copa America Centenario USA 2016)は4日、グループリーグの試合が行われ、グループBのブラジルは華麗なプレーを披露しながらも決定力に欠き、エクアドルと0-0で引き分けた。

 大会通算8度の優勝を誇るブラジルは、何度もチャンスを作ったものの後半に入ると失速し、1994年W杯決勝でイタリアを破り優勝を果たした会場のローズ・ボウル(Rose Bowl)で勝ち点1しか獲得できなかった。

 ドゥンガ(Dunga)監督が指揮を執るブラジルは、大黒柱のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)を含む主力選手数人が欠場しているものの、8日のハイチ戦では今大会初勝利を挙げることが濃厚とみられている。

 一方、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)の南米予選で、ウルグアイとともに現在首位に立つエクアドルは、同じく8日にペルーと対戦する。

 グループBのもう1試合では、ペルーが1-0でハイチに勝利。決勝点を挙げたパオロ・ゲレーロ(Paolo Guerrero)は、テオフィロ・クビジャス(Teofilo Cubillas)氏が持っていた同国代表最多得点記録を更新した。

 2011年大会と2015年大会で得点王に輝いた32歳のゲレーロは後半16分、エディソン・フローレス(Edison Flores)のクロスをダイビングヘッドで合わせ、それまで無失点で耐えていたハイチの守備を攻略した。

 同日に行われたそのほかの試合では、コスタリカとパラグアイが0-0の引き分けに終わっている。(c)AFP