【6月3日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は2日、イルカイ・ギュンドアン(Ilkay Guendogan)のマンチェスター・シティ(Manchester City)への移籍決定とマルコ・ロイス(Marco Reus)の4か月の戦線離脱という報道で、二重の打撃を受けた。

 シティはこの日、ドルトムントのギュンドアンと4年契約を結び、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)政権下で初めて選手を獲得した。

 暗闇の中のドルトムントを照らす一筋の光は、ギュンドアンに代わって守備的MFのポジションをこなすことができるセバスティアン・ロデ(Sebastian Rode)が、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)から加入するといううわさだけ。その移籍金は1200万~1500万ユーロ(約14億5000万~18億2000万円)と報じられている。

 ギュンドアンがクラブを去った今、ドルトムントはロイスを再び試合に出場できるように回復させ、ヘンリク・ムヒタリアン(Henrikh Mkhitaryan)の今後についての問題解決に注力することになる。

 ロイスは27歳の誕生日を迎えた5月31日、鼠径(そけい)部の炎症により欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)に臨むドイツ代表チームから外れた。独メディアによると離脱期間は最大4か月で、専門医による治療を受けるため、オランダに向かうという。

 ドルトムントのミヒャエル・ツォルク(Michael Zorc)スポーツディレクターは独紙ビルト(Bild)に対し、「マルコに関しては、すべて悲惨なことだ。2014年のW杯(2014 World Cup)の過去もある(足首の負傷で代表に入れず)。また万全の状態を取り戻してくれることを願っている」とコメントした。

 10日前には主将のマッツ・フンメルス(Mats Hummels)がバイエルンに移籍しており、ドルトムントはムヒタリアンを今オフ3人目の大物退団選手にしてはならない。

 クラブがリーグ戦2位に入る中、アルメニア代表のムヒタリアンは今季、公式戦通算23ゴールを挙げるとその他32得点に絡む最高のシーズンを送った。

 しかしムヒタリアンの代理人は1日、2017年6月に切れるドルトムントとの契約更新の打診を拒否したと発表。アーセナル(Arsenal)やチェルシー(Chelsea)がその獲得を熱望しているという。

 ロデの加入が見込まれるドルトムントは、フランス・リーグ1のレンヌ(Stade Rennes FC)に所属するU-21フランス代表の18歳、ウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)を獲得し、すでに来季に向けて中盤の層を厚くしている。(c)AFP