【6月1日 AFP】英国西部のブリストル(Bristol)で先月、「ニモ(Nemo)」という5歳の金魚が自分の体と同じくらい大きくなった腫瘍を取り除く手術を受け、無事快方に向かっている。金魚の飼い主は自宅から200キロメートル離れた病院までニモを運び、手術費用として200ポンド(約3万2000円)を支払ったという。

 ニモの手術を担当した獣外科医のソニア・マイルズ(Sonya Miles)さんが5月31日、AFPに語ったところによると、ニモは眠らされた後に水から取り出され、手術を受けた。「ニモの心臓が止まった時には本当にひやひやしたが、看護師の尽力によって再び動き出した」という。

 45分を要した手術は5月に行われ、ニモは水に戻された後、いつも通りに泳ぎだしたという。(c)AFP