【5月29日 AFP】米大リーグ(MLB)、テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)のダルビッシュ有(Yu Darvish)が28日、ピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)戦で大リーグでは約1年10か月ぶりとなる先発登板を果たし、白星を挙げた。試合はレンジャーズが5-2で勝利した。

 肘の手術から復帰を果たしたダルビッシュは5回を投げ7三振を奪い、今季初勝利を挙げている。

 ダルビッシュはこの日81球を投げ、ストライク投球は51球。3安打1四球で1失点を喫したものの、チームが4-1とリードする中マウンドを降りた。

 29歳の右腕は、昨年3月に右肘靱帯(じんたい)を修復するトミー・ジョン(Tommy John)手術を受けており、登板はMLB史上最速で通算500奪三振に到達した2014年の8月以来となった。

 この勝利でレンジャーズは今季の成績を28勝21敗とし、ア・リーグ西地区で首位に立つシアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)を1ゲーム差で追いかけている。(c)AFP