【5月27日 AFP】サッカースウェーデン代表のスーパースター、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)は26日、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)氏の監督就任が決定的となったイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)への移籍についてコメントを避けた。

 34歳のイブラヒモビッチは、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)を今季限りで退団することを表明しているが、来季はどこでプレーするのかについてはまだ明言していない。

 スウェーデン代表として欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)を控えるイブラヒモビッチは、自身の今後について「もう決めている」と話し、「ずっと前」に決断を下したことを明らかにしたが、それがユナイテッドなのかについては答えなかった。

 しかしながら、ユナイテッドからオファーを受けているかという質問に対し、イブラヒモビッチは指でテーブルをたたきながら笑みを浮かべ、最後はためらう様子をのぞかせながら「何が起きるか見てみようじゃないか」と語った。

 イブラヒモビッチはまた、「イングランド、イタリア、あらゆる国から具体的なオファーがある。欧州以外からもオファーがある。たくさんの選択肢がある」と話し、プレミアリーグでプレーする可能性を含め、新天地となるクラブとの契約について話すのはまだ先のことだとの見解を示している。 

 また、再びモウリーニョ氏の下でプレーすることに魅力を感じるかと問われたイブラヒモビッチは、2006年から2009年まで在籍したイタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)では良好な関係にあったと述べるにとどめた。

「(マンチェスター・ユナイテッドがモウリーニョ氏を雇ったのは)素晴しいことだ。アクションを起こしたければモウリーニョを連れてくることだ。俺はモウリーニョがユナイテッドを再びトップに引き上げる男だと信じている。彼はどこに行っても勝利を手にしてきた」

「彼と過ごした時間はファンタスティックだった。だからまた一緒に働くというのは…。俺はインテルを去る際、一緒にいられた時間は短かったとねと彼に言った。また一緒に働くかどうかはわからないよ」

(c)AFP