【5月25日 AFP】スリランカを先週襲った豪雨に関連する死者が、100人を超えたことが分かった。洪水に見舞われた同国各地では、水が引き始めると同時に、被害の全貌が明らかになり始めている。

 同国の災害管理センター(DMC)によれば、先週起きた土砂崩れなどによる死者は101人に達し、被害の最も大きいケゴール(Kegalle)地区では依然として100人が行方不明になっている。

 主要都市コロンボ(Colombo)から北東100キロに位置するケゴール地区の軍当局は、現在も行方不明者の捜索を続けているが、大量の泥の下から生存者が見つかる見込みは薄いとの見方を示した。

 AFPの取材に応じた災害管理センターの報道官によれば、全壊した家屋は530棟以上、一部損壊は4000棟に上るという。(c)AFP