【5月24日 AFP】英ロンドン(London)で23日、毎年恒例の「チェルシー・フラワー・ショー(Chelsea Flower Show)」が翌日の一般公開を前に報道陣らに公開された。会場には英王室のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)やキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)も姿を見せた。

 今年は「チェルシー・フラワー・ショー」では初となる黒人のガーデンデザイナー、ジュリエット・サージェント(Juliet Sargeant)さんによる作品「モダン・スレイバリー・ガーデン」の他、携帯電話のアプリケーションで水やりや照明、温度調節が可能な庭園や、訪問客に向けて音楽を奏でる「アコースティック・ガーデン」といったユニークな庭園が多数展示される。

 またこの日、戦没者を追悼するかぎ針編みで作られた約30万個の赤いポピーで飾られた庭園や、紫、ピンク、オレンジ色の約1万本の花を使って作られた女王の肖像も披露された。

 ショーはチェルシー王立病院(Royal Hospital Chelsea)の敷地内で開かれ、一般公開は24日から28日まで。(c)AFP