【5月22日 AFP】スーパーラグビー(Super Rugby 2016)は21日、第13節の試合が行われ、サンウルブズ(Sunwolves)は25-35でレッズ(Queensland Reds、オーストラリア)に敗れた。

 サンウルブズは気迫あるプレーを見せたものの、レッズに今季3勝目を献上した。

 サンウルブズが三つのトライを決める中、レッズは四つのトライを挙げ、五郎丸歩(Ayumu Goromaru)がコンバージョンを2本、ペナルティーを2本決めた。

 豪ブリスベーン(Brisbane)のサンコープ・スタジアム(Suncorp Stadium)に今季最多1万9073人の観客が集まる中、レッズは好調な出足で前半16分までに10点のリードを奪ったが、その後サンウルブズが巻き返し13-17と4点差まで詰め寄ってハーフタイムを迎えた。

 後半開始直後にレッズのトライを許したサンウルブズだったが、その後デレック・カーペンター(Derek Carpenter)とリアキ・モリ(Liaki Moli)がトライを決め、後半16分の時点で25-25の同点に追い付いた。

 しかし、レッズはケイダーリン・ネビル(Cadeyrn Neville)のトライ、さらにジェイク・マッキンタイア(Jake McIntyre)のペナルティーなどで加点し、最後はサンウルブズを振り切った。

 サンウルブズは、トゥシ・ピシ(Tusi Pisi)がキック7本中4本の成功にとどまらなければ、結果は違ったものになったかもしれない。

 この試合はレッズの五郎丸、そしてツイヘンドリック(Hendrik Tui)にとって、日本代表としてラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)でともに戦った選手たちとの初顔合わせとなった。

 しかし、五郎丸はモリの同点トライを防ごうとしてタックルをした際に肩を負傷し、途中交代で試合を早々に終えている。

 サンウルブズはこのままオーストラリアに滞在を続け、28日にはキャンベラ(Canberra)でブランビーズ(Brumbies、オーストラリア)と対戦する。(c)AFP