【5月19日 AFP】韓国で18日、マグニチュード(M)6.5の地震が発生したと、同国の気象当局が誤って報じるというトラブルがあった。

 韓国気象庁(KMA)は18日午後5時30分、被災地とされた江原道(Gangwon-do)の横城(Hoengseong)の住民に避難を呼び掛けるメッセージを発表した。

 KMAによると、地震発生の警報は5日間の災害対策訓練の一環だったが、誤ってファクスが送信されてしまい、中国国営の新華社(Xinhua)通信を含む国際メディアが地震を報じた。

 韓国の聯合(Yonhap)ニュースによると、KMAは声明で「迷惑をおかけしたことを深くおわびする」と謝罪。「メッセージは訓練のために作成された。職員が誤って送信ボタンを押してしまった」と説明した。(c)AFP