北京五輪ドーピング再検査で31選手が陽性、リオ出場不可の恐れ
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【5月18日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)は17日、2008年北京五輪の際に採取されていた検体について新たに検査を行ったところ、12の国と地域の31選手がリオデジャネイロ五輪に出場できなくなる可能性が出てきたと発表した。
IOCによると、北京で採取されていた454検体を、「最新鋭の科学分析技術」を用いて改めて検査した結果、この31選手が陽性反応を示したという。
北京五輪の検体が陽性反応を示したのは6競技の選手ら。IOCはスイス・ローザンヌ(Lausanne)で開催した理事会後に声明を出したが、問題となった選手の具体名については公表していない。
この再検査は、ロシアを中心に国際スポーツ界が新たなドーピングスキャンダルの波に直面していることを受けて、複数のスポーツ団体が幅広く講じている措置の一環で実施された。
2012年ロンドン五輪時の250検体への再検査も行われ、近日中に結果が出ることになっている。これにより、違反者数が増える可能性もある。
さらにIOCは、2014年にソチ冬季五輪が開催されたロシアの反ドーピング機関が「腐敗」しており、自国選手に有利になるようにしていたとの疑惑が持ち上がっていることから、ソチ冬季五輪で採取された検体の再検査も命じている。(c)AFP