【5月15日 AFP】今季限りでパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)を退団することを表明しているズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)が14日、15-16シーズン最終節のナント(Nantes)戦でクラブ記録を更新する今季38得点目を記録し、そのままピッチを後にした。

 すでにリーグ優勝を決めているPSGにとって、本拠地パルク・デ・プランス(Parc-des-Princes)で行われたこの日の試合は、カルロス・ビアンチ(Carlos Bianchi)氏が持つクラブのリーグ戦1シーズン最多得点記録更新を狙うイブラヒモビッチのためだけにあった。

 イブラヒモビッチは前半18分、この試合最初のゴールを決めてビアンチ氏に並ぶと、新記録更新は困難のようにみえた試合終了間際、ハビエル・パストレ(Javier Pastore)のクロスを頭で合わせて金字塔を打ち立てた。

 イブラヒモビッチはその後、自身の元へ駆け寄ってきた2人の子どもを抱きかかえ、そのままピッチを後にした。子どもがまとったレプリカユニホームの背中には、イブラヒモビッチが先日ツイートした「王様のようにやってきて、レジェンドのように去っていく」の言葉を引用し、それぞれ「KING」と「LEGEND」の文字が記されていた。

 イブラヒモビッチは試合後、「とても感傷的な気分になっている。今日は4年間でたくさんのタイトルを勝ち取ってきた末の特別な一日だ」と語った。「サンキュー『イブラカダブラ』。この4年間は、いつまでも俺の心に残り続ける」

 さらにイブラヒモビッチは、今後もPSGの黄金時代が続くことを願い、「イブラ抜きではキツいかもしれないが、やってやれないことはないはずだ!」とエールを送った。

 ナントに4-0で快勝したPSGは、21日に行われるフランス杯(French Cup 2015-16)決勝でオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)と対戦する。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN