【5月12日 AFP】(訂正)米大リーグ(MLB)、ワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)の先発右腕マックス・シャーザー(Max Scherzer)が、11日のデトロイト・タイガース(Detroit Tigers)戦でリーグ最多タイとなる1試合20奪三振を記録した。試合はナショナルズが3-2で勝利した。

 シャーザーは8回までに古巣から18三振を奪い、球団新記録を樹立。迎えた9回は先頭のJ.D.マルティネス(J.D. Martinez)にソロ本塁打を浴びて1点差に詰め寄られたものの、続くミゲル・カブレラ(Miguel Cabrera)、1人挟んでジャスティン・アップトン(Justin Upton)を空振り三振に切って取り、最後の打者を内野ゴロに仕留めた。

 MLBで20奪三振の記録が達成されるのは、2001年のランディ・ジョンソン(Randy Johnson)氏以来となる。

 試合は同点で迎えた6回裏、ナショナルズがダニエル・マーフィー(Daniel Murphy)の適時打で勝ち越すと、シャーザーが2点を奪われながらも無四球で9回を投げ切り、完投勝利を収めた。(c)AFP