キリオス、五輪選手団長の警告に反撃「ご自由に」
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【5月11日 AFP】競技中の問題行動や無礼な態度がリオデジャネイロ五輪の代表選考に影響する可能性もあるとくぎを刺されている男子テニス選手のニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)だが、そんな警告も意に介していないようだ。
代表チームから「保護観察」を受けている21歳のキリオスは、自分とバーナード・トミック(Bernard Tomic)の2選手を、オーストラリア代表から外す可能性もあるという選手団長の発言を受け、「オーストラリア屈指の2選手を代表にしたくないのなら、ご自由にどうぞ」とやり返した。
「(五輪の代表に)自分やバーナードを選びたくないなら、候補はいくらでもいますよ」
オーストラリア選手団のキティ・チラー(Kitty Chiller)団長は、先日のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2016)の初戦で、ファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)にマッチポイントを握られた際、ラケットを上下逆に持ってリターンするそぶりすら見せなかったトミックについて「あきれるほどひどい」と不快感を示し、このまま態度が改善されなければ、同じく問題児のレッテルを貼られるキリオスと共に、五輪への派遣を中止することも考えるとコメントしていた。
それでもキリオスは、以前ほどの感情の浮き沈みはなく、自分をコントロールし始めているように見える。
実際に、マドリード(Madrid)で無礼な態度を取ったトミックについても、「ファビオとクレーで対戦するのは簡単ではない。それに(クレーは)バーナードが最も苦手とするサーフェスだ。試合の他のポイントでは、頑張っていたと思うけど」と、大人な対応で分析している。
「彼が何を考えていたのかは分からないけど、あの1ポイントで、それまで何とか保っていた気持ちが折れてしまったんだろうね」
開催中のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2016)では、キリオスがミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)と対戦する2回戦に駒を進めた一方で、トミックは、わずか8分で初戦を棄権している。(c)AFP