【5月10日 AFP】インドネシア西部スマトラ(Sumatra)島で4月、学校から帰宅途中だった14歳の少女が集団レイプされた末に殺害された事件で、10代の少年7人が10日、有罪を言い渡され収監された。

 この事件では3日後に裸のままで縛られ暴行された少女の遺体が、林の中で発見された。12人の容疑者が身柄を拘束され、2人が逃走を続けている。

 10日に判決を言い渡されたのはこのうち16歳と17歳の7人で、それぞれ禁錮10年の実刑判決を受けた。

 この事件については、最近になってソーシャルメディア上で報道が広まり、怒りの声が湧き上がっていた。インターネット上では数万人分の抗議署名が集まった他、首都ジャカルタ(Jakarta)ではデモが起き、性犯罪者に対する刑の厳罰化も叫ばれている。ジョコ・ウィドド(Joko Widodo)大統領も女性の保護の強化を要請していた。(c)AFP