【5月8日 AFP】スーパーラグビー(Super Rugby 2016)は7日、第11節の試合が行われ、サンウルブズ(Sunwolves)は22-40でウェスタン・フォース(Western Force、オーストラリア)に敗れた。

 苦戦が続くチーム同士の対戦は、マルセル・ブラーシェ(Marcel Brache)が序盤にハットトリックの活躍をみせたフォースに軍配が上がり、今季2勝目を挙げた。

 ジャガーズ(Jaguares、アルゼンチン)と対戦した前回の試合で、歴史的なスーパーラグビー初勝利を収めたサンウルブズは、序盤に山田章仁(Akihito Yamada)がトライを記録し、幸先の良い立ち上がりをみせた。

 しかし、ブラーシェはその直後にインターセプトからトライを奪い返すと、前半20分までにハットトリックを達成。そして過去9試合で1勝しか挙げていなかったフォースはその後、ブレイナード・スタンダー(Byrnard Stander)、ベン・マッカルマン(Ben McCalman)、アンガス・コットレル(Angus Cottrell)がトライを記録し、サンウルブズを突き放した。

 連敗を7で止めたフォースのマット・ホジソン(Matt Hodgson)は、「立ち上がりは悪かったけれど、素晴らしい逆転勝利を収めることができた」とコメント。「厳しくプレーするようチームに対して呼びかけたら、勢いを取り戻すことができたので満足している」

 一方、低調に終わった前半を5-26で折り返したサンウルブズは、後半に入ると反撃を開始し、トゥシ・ピシ(Tusi Pisi)、デレック・カーペンター(Derek Carpenter)がトライを挙げた。さらには故障から復帰した山田が今季7度目のトライを記録し、昨季まで所属していたフォースのボーナスポイントを阻止した。(c)AFP/Alastair HIMMER