【5月7日 AFP】米国で4歳の息子に誤って銃で撃たれた銃愛好家の活動家の女性が、「銃火器の危険な保管」の罪での訴追を避けるため、司法取引の一環として、 銃の安全な取り扱いに関するスピーチをすることに同意した。

 州司法当局によると、ジェイミー・ギルト(Jamie Gilt)容疑者(31)は、銃の安全に関する講習を受けること、自分の車に銃ケースを設置すること、自宅で銃火器を安全に保管していることの証明の提出などに加え、息子に撃たれた事件と銃を安全に保管する必要性について10回のスピーチをすることで検察に合意した。どこでスピーチを行うかは具体的に示されていない。

 ギルト容疑者は以前からインターネット上で息子の銃の腕前を自慢するなどしていたが、3月8日に自家用車で道路を走行中、後部座席に座っていた息子が車内の床に落ちていた銃を拾い、発砲した。銃弾は座席シートを貫通し、ギルト容疑者は負傷した。(c)AFP