【5月5日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2016)は4日、大会第4シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)が腰の故障で棄権した。これにより、女子シングルスではまたしても強豪選手が大会から姿を消した。

 2011年大会と2012年大会で準優勝の実績を持つアザレンカだが、今回の早期離脱により、予選通過者のルイーザ・キリコ(Louisa Chirico、米国)に8強入りを譲った。

 世界5位のアザレンカは、3月に行われたBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2016)とマイアミ・オープン(Miami Open 2016)で2大会連続優勝を飾り、今大会でも2回戦まで11ゲームを落としただけで、いずれもストレート勝ちを収めていた。

 3回戦では2011年大会の優勝者で前回女王のペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)が3-6、4-6でダリア・ガブリロワ(Daria Gavrilova、オーストラリア)に敗れており、上位シード5人が全滅する事態に直面している。

 一方、第6シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は、前週モロッコの大会を制して今大会の第10シードに入ったティメア・バシンスキー(Timea Bacsinszky、スイス)を6-2、6-3で退けた。

 今月22日から開幕する全仏オープン(French Open 2016)に向けた前哨戦の一つに位置づけられるマドリード・オープンで、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と同じく腰の故障で大会を棄権することになったアザレンカは、「気温が低かった初戦で腰をひねってしまいました。そして2戦目でかなり違和感を覚えました」と明かしている。

「一日休めば大丈夫だと考えていましたが、今日の練習中にも再び違和感がありました。今日の試合に出るのはとても無理だと感じました」

 アザレンカはまた、9日から始まるイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2016)の出場についても、「大きな大会に向けて、賢明な判断を下したいと思います」と答えるにとどまっている。

 そのほかの試合では、ルーマニアのイリーナ・カメリア・ベグ(Irina-Camelia Begu)が6-7、6-4、6-4で米国のクリスティーナ・マクヘイル(Christina McHale)を下し、ルーマニアのソラナ・シルステア(Sorana Cirstea)が6-4、7-6でドイツのラウラ・シグムンド(Laura Siegemund)を退けている。(c)AFP