【5月5日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)は4日、準決勝の第2戦が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は1-0でマンチェスター・シティ(Manchester City)を破り、2戦合計スコア1-0でアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)が待つ決勝に進出。これで今季の決勝カードは、2シーズン前と同じマドリードダービーになることが決定した。

 レアルは前半20分にギャレス・ベイル(Gareth Bale)のクロスがフェルナンド(Fernando Francisco Reges)のオウンゴールを誘発して先制すると、最終的にはこのオウンゴールが2試合を通して唯一の得点となった。対するシティは、前半終了間際にフェルナンジーニョ(Fernandinho)のポストをかすめる惜しいシュートがあったものの無得点に終わっている。

 2年前の決勝では、リードを許していたレアルが後半ロスタイム3分のセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)の起死回生のゴールで追いつくと、延長戦で得点を立て続けに奪って4-1で勝利し、通算10回目の大会制覇を達成している。

 ラモスはbeINスポーツ(beIN Sports)に対し、「また決勝へ行くことができる。とても難しい道のりだった。これまでもチームは決勝での勝ち方を知っていることを示してきたし、今回も頑張ってそれを再現したい」と語った。

 レアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督は、選手時代の2002年にチームをチャンピオンズリーグ制覇へ導いており、これで選手と指揮官の両方で戴冠を果たす機会を手にしている。ジダン監督は「準決勝は常に苦しい戦いになるものだが、決勝の椅子を確保することができた」とコメントした。

 一方、2試合を通じて改善点も多かったシティだが、守護神のジョー・ハート(Joe Hart)は、勝敗を分けたのは運で、それがレアルに唯一の得点をもたらしたとの見解を示した。ハートはBTスポーツ(BT Sport)で、「僕らが簡単に勝つこともできたはずだけど、向こうがうまく戦った。レアルはすごくラッキーな形で僕らに勝った。だけど、これがサッカーというものだ」と述べている。

 今季限りでの退任が決まっているマヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督は、最後にチームを欧州制覇に導けなかったことについて、レアルの守備陣を脅かすような創造性がチームに欠けていたことを嘆いた。

「ハードワークできたことでレアルにチャンスを与えなかったが、その後には創造性とゴール前で違いを生む選手が必要なんだ。われわれにはそれが足りなかった」

(c)AFP/Kieran CANNING