【5月4日 AFP】リオデジャネイロ五輪の聖火が3日、ブラジルに到着した。これから8月の開幕まで3か月をかけて、南米最大の国を回る聖火リレーが行われる。

 4月21日にギリシャの古代オリンピア(Ancient Olympia)の遺跡で採火された聖火は、スイスを経由し、空路で首都ブラジリア(Brasilia)にたどり着いた。

 今後は1万2000人のブラジル人がリレーを行い、全27州の州都を回りながら陸路で約2万キロ、空路で約1万6000キロを旅する。

 今回は伝統的な聖火リレーとは違い、すべての場所で走って聖火を運ぶわけではなく、カヌーや馬、熱気球、ヘリコプター、ザイルで運ばれる場所がある。

 聖火リレーのゴールは8月5日、リオ五輪の開会式が行われるリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)のマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)となっている。(c)AFP