【5月1日 AFP】南米ペルーとコロンビアのサーカスから保護されたライオン33頭が先月30日、南アフリカのヨハネスブルク(Johannesburg)国際空港に到着した。サーカスなどの飼育下で生まれた33頭にとってアフリカの大地は初めて。

 動物保護団体アニマル・ディフェンダーズ・インターナショナル (ADI)のジャン・クリーマー(Jan Creamer)代表は報道陣に対し、ライオンたちは健康そうだが長旅で疲れた様子だと語った。

 15時間以上のフライトを経て到着したライオンたちは、2台の巨大トラックに乗せられた。今後は、新しい生息地となる北部にある面積5000ヘクタールの自然保護区エモヤ・ビッグ・キャット・サンクチュアリ(Emoya Big Cat Sanctuary)に移送される予定。(c)AFP