【4月30日 AFP】競泳の五輪金メダリスト、グラント・ハケット(Grant Hackett、オーストラリア)は29日、飛行機内での騒動が大々的に報道されたことに「強い羞恥心」を覚え、禁酒を誓った。

 35歳のハケットは、豪アデレード(Adelaide)発の飛行機に搭乗した際、酔って同じビジネスクラスに乗り合わせた男性の乳首をつねったという。

 リオデジャネイロ五輪を目指して現役復帰したものの、先日の代表選考で落選したばかりだったハケットは、大酒を飲んでいたことを認め、自信の名声を傷つけたと語った。

 今月17日の一件以来、初めて公の場に姿を現したハケットは、「遺憾ですが、汚点を残したことは間違いないことで、それを受け入れなければなりません。耐えがたいことです。強い羞恥心、罪悪感、きまり悪さ、後悔の念を感じています。私の行いが影響を及ぼしたことを謝罪します」と語った。

 1500メートル自由形で長らく世界記録を保持していたハケットは、家族や友人、そして国内外の競泳選手を失望させてしまったと語った。

 オーストラリア連邦警察は、この一件を不問に付している。またハケットは乳首をつねってしまった男性にすでに謝罪し、「すべて丸く収まった」としている。

 またハケットは、専門家の手を借りて禁酒し、子どもたちの良い手本になりたいと語っている。

「手助けを求めるつもりです。禁酒を決断しました。もうこんな状況には陥りたくはありません。幸せで、豊かな人生を送りたいです。2人の小さな愛しい子どもたちにとって、私のなすことがすべて有益なものになるようにしたいのです」

(c)AFP