ノルウェー沖でヘリ墜落、油田作業員ら13人死亡 救難当局
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【4月30日 AFP】ノルウェーの救難当局によると、同国南西部沿岸沖で29日正午(日本時間同日午後7時)ごろ、北海(North Sea)の油田基地の作業員らを乗せたヘリコプターが墜落し、乗員2人を含む搭乗していた13人全員が死亡したとみられている。
墜落したヘリコプターはエアバス・ヘリコプターズ(Airbus Helicopters)が製造したEC225シュペルピューマ(Super Puma)で、ノルウェーの国営石油会社スタトイル(Statoil)のため、CHCヘリコプター・サービス(CHC Helikopter Service)が運航していた。同国第二の都市ベルゲン(Bergen)沖の岩場に墜落したという。
救難当局はこれまでに11人の遺体を収容したが、事故の5時間後、残り2人については生存している可能性がないとして捜索活動を打ち切った。
同国南西部ソラ(Sola)救難センターのボルゲ・ガルタ(Borge Galta)所長はAFPに対し「13人全員が死亡したものと推定している」と述べた。
ノルウェーでここ数十年に発生したヘリコプター事故としては最悪のものとなった今回の事故の原因は現在のところ明らかになっていないが、当局は技術的な問題が原因ではないかとみている。救難当局によると、墜落したヘリコプターにはノルウェー人11人、英国人1人、イタリア人1人が乗っていた。
ヘリコプターは小さな島の近くで空中分解したとみられ、地上や海上で散乱した機体の破片が見つかった。数人の遺体が残ったヘリコプターの一部は陸地から約20メートル沖、水深約5~7メートルの海底で発見されたという。日刊紙ダーグブラデット(Dagbladet)によると、ヘリコプターのブラックボックスは既に回収されている。
ソラ救難センターの広報官がAFPに語ったところによると、墜落したヘリコプターは、スタトイルが運営する同国最大の海底油田の1つ、ガルファクスB(Gullfaks B)からベルゲンの空港に戻る途中で墜落したという。(c)AFP/Pierre-Henry DESHAYES