【4月28日 AFP】リオデジャネイロ五輪の開幕まで100日となった27日、聖火が、ギリシャで組織委員会の手に渡った。

 1896年に初めての近代五輪が行われたアテネ(Athens)のパナシナイコ・スタジアム(Panathenaic Stadium)で、式典に参加した組織委のカルロス・アルトゥール・ヌズマン(Carlos Arthur Nuzman)会長は、「ブラジルは興奮、情熱と共に聖火を待っている」と話した。

 同日夜には、スタジアムがブラジル国旗の緑と黄色でライトアップされた。開催国ブラジルでも、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)を象徴する巨大なキリスト像(Christ the Redeemer)や、マラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)が、同じく国旗の色に照らされた。

 21日に採火された聖火は、1週間をかけてギリシャを回った。この後、聖火はスイスを通って、来月3日、ブラジルの首都ブラジリア(Brasilia)に到着する予定となっている。(c)AFP