リオ五輪建設現場での死者、3年間で11人 地元当局が明かす
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【4月26日 AFP】ブラジルのリオデジャネイロ五輪関連の建設事業でこの3年間で計11人が死亡したことが分かった。地元当局者が25日、AFPに明らかにした。
リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)州労働局の監督官は、ブラジルが開催国となった2014年のサッカーW杯(2014 World Cup)では国内各地の建設現場での死者の合計が8人だったのに対し、今回は1都市で死者が11人に上っていることを指摘し、「驚くべき数字だ」と述べた。
死者が最も多いのは地下鉄の拡張工事で、新路線の工事で3人が死亡。また、大半の競技が行われるオリンピック・パーク(Olympic Park)では2人の作業員が死亡している。(c)AFP