【4月26日 AFP】ドーピング違反による18か月の資格停止処分が明け、競技に復帰した競泳の朴泰桓(Tae-Hwan Park、パク・テファン、韓国)が、25日、韓国で行われた東亜水泳大会(Dong-A Swimming Competition)に出場し、1500メートル自由形で優勝した。

 大韓体育会(KOC)はこれに先立ち、ドーピング違反で出場停止処分となった選手は、例外なく3年間除名されると明言しており、朴が今夏のリオデジャネイロ五輪に出場することはない。

 2008年に行われた北京五輪の400メートル自由形で金メダル、200メートル自由形で銀メダルを獲得し、韓国競泳史上初の五輪メダリストになった朴は、一昨年のアジア競技大会(17th Asian GamesAsiad)前に、アナボリック・ステロイド(anabolic steroid)を摂取する違反を犯し、国際水泳連盟(FINA)から18か月の資格停止処分を科されていた。(c)AFP