【4月23日 AFP】米大リーグ機構(MLB)は22日、検体からアナボリック・ステロイド(anabolic steroid)が検出されたとして、トロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)のクリス・コラベロ(Chris Colabello)一塁手に80試合の出場停止処分を科すと発表した。

 デヒドロクロルメチルテストステロン(dehydrochlormethyltestosterone)に陽性反応を示したコラベロは、なぜこのような事態になったか見当もつかないとする声明を発表した。

「3月13日に、人生で最も恐ろしく、まったくもって予期していなかった電話を受けた。自分の尿から禁止薬物が見つかったと選手会(MLBPA)から伝えられた」

「その日から、毎朝起きた瞬間になぜ、どうやってと答えを探っている。一つだけ確かなことは、私が野球の品位を傷つけようとはしていないことだ。野球をとても愛している。十分に注意していた」

 昨季、打率.321、15本塁打、54打点を挙げた32歳のコラベロは、今季は10試合に出場し打率.069にとどまっている。

 デヒドロクロルメチルテストステロンの陽性反応は、フィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)のルーキー、ダニエル・スタンフ(Daniel Stumpf)投手の検体からも出ており、同選手は今月14日にこちらも80試合の出場停止処分を受けた。

 今年に入り、大リーグでは6選手が禁止薬物により出場停止処分を受けている。その中でもニューヨーク・メッツ(New York Mets)のヘンリー・メヒア(Jenrry Mejia)投手は、検体から3度目陽性反応が出たため、大リーグ史上初となる永久追放処分を科されている。(c)AFP