【4月22日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)が、元所属選手のマイケル・オーウェン(Michael Owen)氏を「国際アンバサダー」に指名したことを受け、一部サポーターは21日、不快感をあらわにした。

 ユースから昇格後、リバプールのトップチームで297試合に出場し、通算158得点を挙げたオーウェン氏だが、キャリア終盤の3年間をライバルチームのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)で過ごしたことから、同氏を裏切者扱いするファンもいる。

 リバプールが、オーウェン氏の大使就任をツイッター(Twitter)で発表した後、あるサポーターは「あの蛇みたいな男が、うちの国際アンバサダーになるのか」と投稿し、また別のツイートでは「数年後には、またマンUの国際アンバサダーになるのかい?」というものもあった。

 リバプールによれば、オーウェン氏の仕事には「世界中のファンと交流して、さまざまなファンイベントや、コマーシャルイベントで、クラブを宣伝する」活動も含まれるという。

 2001年の年間最優秀選手であるオーウェン氏は、「リバプールファンの一人として、クラブの国際アンバサダーに指名されて、非常にうれしく、光栄に思います」と述べている。

「リバプールFCは世界一のサッカーファミリー。クラブの仕事を再び正式に受けられるのは、僕にとってこの上ない喜びです」

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