【4月22日 AFP】メキシコ南東部コアツァコアルコス(Coatzacoalcos)の石油関連施設で起きた大規模な爆発で、施設を共同運営するメキシコ石油公社(PEMEX)は21日、死者数が24人になったと発表した。依然として8人が行方不明となっているという。

 20日に起きた爆発では、大量の灰色の有毒煙が立ち上った。死者は当初13人とされていたが、PEMEXのホセ・アントニオ・ゴンサレス・アナヤ(Jose Antonio Gonzalez Anaya)最高経営責任者(CEO)の記者会見によると、施設内への当局の立ち入りが可能になったことで21日夕方までに24人の死亡が確認されたという。

 一方、行方不明者は当初の18人から8人に減ったという。ただ、助かった従業員の話では爆発が起きた当時、施設内には約300人がいたとみられ、実際の不明者数はもっと多いのではと懸念する声が出ている。(c)AFP