【4月20日 AFP】(更新)アフガニスタン内務省は20日、同国の首都カブール(Kabul)中心部で19日に起きた旧支配勢力タリバン(Taliban)による自爆攻撃の死者数が64人になったと発表した。

 内務省のセディク・サディキ(Sediq Sediqqi)報道官は「64人が死亡し、347人が負傷した」と述べ、「大半は民間人だ」と語った。

 アフガニスタンのアシュラフ・ガニ(Ashraf Ghani)大統領はツイッター(Twitter)で「テロ攻撃の犠牲者は皆、誰かの父であり兄弟であり子どもだった」と述べ、「アフガニスタン人から流れた全ての血の滴りに対する報復は、われわれがきっと行う」と宣言した。

 1週間前にタリバンが「春の攻勢」の開始を宣言して以来、首都での初めての大規模な攻撃となった今回の事件では、市中心部でトラックに積載された強力な爆弾が爆発した後、激しい銃撃戦が交わされた。(c)AFP