【4月19日 AFP】ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード(2016 Laureus World Sports Awards)の授賞式が18日、ドイツ・ベルリン(Berlin)で行われ、男女テニス界をけん引するノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が、それぞれ年間最優秀選手賞を受け取った。

 28歳のジョコビッチは、昨年の四大大会(グランドスラム)のうち3つを制し、ATPワールドツアー・マスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)の6大会で優勝した功績が認められ、サッカー界のスター選手リオネル・メッシ(Lionel Messi、アルゼンチン)、陸上・短距離のウサイン・ボルト(Usain Bolt、ジャマイカ)を抑えて、2年連続で年間最優秀選手に選出された。

 セレーナも、グランドスラムの3大会で優勝を飾るなどした活躍が評価され、昨年の受賞者である陸上・中長距離のゲンゼベ・ディババ(Genzebe Dibaba、エチオピア)、アルペンスキーW杯で圧倒的な強さを見せたアンナ・フェニンガー(Anna Fenninger、オーストリア)を上回り、通算3度目の受賞を果たした。

 年間最優秀チームには、W杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)で史上初の連覇を達成したラグビーニュージーランド代表(オールブラックス)が選ばれている。(c)AFP