【4月13日 AFP】イングランド・プレミアリーグで首位に立つレスター・シティ(Leicester City)のホーム最終戦のチケットが、インターネットの転売サイトで、8000ポンド(約120万円)近くにまで高騰していることが分かった。

 優勝オッズ5000倍と、超大穴として開幕を迎えたレスターは、リーグ戦の残り5試合で3勝を挙げれば、奇跡のプレミアリーグ制覇へ手が届く。

 そのため、レスターのホーム最終戦として来月7日に行われるエバートン(Everton)戦の一般チケットは、発売開始から1時間半で完売。その後、あるインターネットの転売サイトでは、1枚7869ポンド14ペンスで売られていた。

 レスターの本拠地キング・パワー・スタジアム(King Power Stadium)は収容人数3万2500人だが、そのうち2万3000席分は年間チケット用として、昨年5月の段階で完売している。

 転売チケットの価格高騰について、レスターの広報担当者は、「驚異的なシーズンを送っているレスター・シティのリーグ第37節にして、ホーム最終戦については、多くのゴールド会員やファミリー会員の皆様のために座席を確保していることもあって、チケットの需要が高まっていました」と話した。

「しかし、公認ルート以外でのサッカーチケットの販売は、英国法においては犯罪です。レスター・シティFCは、あらゆるダフ屋行為、額面価格以上での転売行為に対して、何らかの措置を講じます」

「そうした行為に遭遇した場合、クラブへ報告していただけますよう、サポーターの皆様にはお願い申し上げます」

(c)AFP