【4月13日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)は12日、準々決勝の第2戦が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は1-0でパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)に勝利し、2戦合計スコア3-2でクラブ史上初となるチャンピオンズリーグ4強入りを果たした。

 シティは後半31分、ケビン・デ・ブルイネ(Kevin De Bruyne)がファインゴールを決めた。敵地での第1戦を2-2の引き分けで乗り切ったシティは、前半に得たPKをセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が失敗し、本拠地の観客を不安にさせたものの、終盤にデ・ブルイネが決勝点を挙げた。

 プレミアリーグでは首位と勝ち点15差をつけられ、この準々決勝でも下馬評ではかなり不利とされていたシティだが、準決勝へ勝ち上がったことで、マヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督は、チャンピオンズリーグの優勝メダルを首にかけてチームを去るという夢をつないでいる。

 ペジェグリーニ監督は、「クラブにとって非常に大きな成果だ。欧州最高の4チームの中に残れたというだけでなく、われわれが貫くプレースタイルを見せられたという意味でもね」と話した。

「ケビン・デ・ブルイネは欠かせない選手の一人だが、彼の得点の前にも、入ってもおかしくないシュートがあった。今日は始めから終わりまで試合の主導権を握ることができた」

 一方、PSGを率いるローラン・ブラン(Laurent Blanc)監督にとっては、ティアゴ・モッタ(Thiago Motta)をけがで失った上、チームが4シーズン連続の準々決勝敗退に終わり、失意に沈む夜になってしまった。

 貪欲なカタールのオーナー陣は、今季も国内3冠を目指すだけで満足しなければならない。また、今季限りでクラブとの契約が満了するズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)にとっては、おそらくこれが、PSGのユニホームをまとって欧州の舞台へ臨む最後の試合になると思われる。

 ブラン監督は、「この2試合を分析するなら、攻勢の時間帯に決めきれなかったということになる」と話した。

「シティの方がはるかに決定力があったし、だからこそ勝ち進んだ。おめでとうと言いたい。彼らはとても良いチームだ。美しくはないかもしれないが、非常に効果的だった」

(c)AFP/Tom WILLIAMS