【4月11日 AFP】アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイ(Dubai)の不動産開発大手エマール・プロパティーズ(Emaar Properties)は10日、ドバイに新たな超高層ビルを建設する計画を発表した。現在世界一の「ブルジュ・ハリファ(Burj Khalifa)」を超える高さになるという。

 同社のモハメド・アラバル(Mohamed Alabbar)会長は、超高層ビルについて、建設費は約10億ドル(約1080億円)で、ブルジュ・ハリファよりも「1段階」高くなると報道陣に語った。

 ただ、正確な高さは完成時に発表するとしており、同社は2020年にドバイで万国博覧会(Expo)が開催される前に、この都市への「プレゼント」として紹介する方針だという。

 スペイン人建築家のサンティアゴ・カラトラバ(Santiago Calatrava Valls)氏の設計による同超高層ビル内には、展望デッキの他、レストランやブティックホテルなどが入居する18~20層の多目的フロアが備わっているという。

 2010年1月にオープンしたブルジュ・ハリファは、高さ828メートル、建設費は15億ドル(約1620億円)だった。(c)AFP