【4月11日 AFP】15-16ドイツ・ブンデスリーガ1部は10日、第29節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は香川真司(Shinji Kagawa)が絶妙なループシュートを決めたものの、シャルケ04(Schalke04)とのルールダービーは2-2の引き分けに終わり、史上初のリーグ4連覇を目指すバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)の背中が遠のいた。

 現在リーグ2位のドルトムントは、これで首位バイエルンとの勝ち点差が残り5試合で7となり、チームを率いるトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督も「バイエルンがチャンピオンになる可能性は非常に高い」と認めている。

 トゥヘル監督はこの試合、ピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)、マルコ・ロイス(Marco Reus)、ヘンリク・ムヒタリアン(Henrikh Mkhitaryan)を先発から外しており、勝ち点1という結果には納得している様子だった。

 ドルトムントは14日にリバプール(Liverpool FC)とのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2015-16)準々決勝第2戦を控えており、本拠地で行われた第1戦は1-1の引き分けで終えている。

 シャルケの本拠地ヴェルティンス・アレーナ(Veltins Arena)で行われたダービーは、両チーム無得点で迎えた後半に一気に試合が動いた。まずは後半4分、香川が完璧なタイミングで放ったループシュートがシャルケのGKラルフ・フェールマン(Ralf Faehrmann)の頭上を越え、ドルトムントが先制した。

 しかしシャルケもその2分後、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)が興味を示していると伝えられているリロイ・ザネ(Leroy Sane)がこぼれ球を押し込み、試合を振り出しに戻した。

 それでもドルトムントは後半11分、FKからジャンプのタイミングを誤ったロマン・ノイシュテッター(Roman Neustaedter)がボールをクリアし損なうと、背後にいたマティアス・ギンター(Matthias Ginter)がヘディングシュートを決め、勝ち越しに成功した。

 ところが同21分、シャルケはクラース・ヤン・フンテラール(Klaas-Jan Huntelaar)がソクラティス・パパスタソプーロス(Sokratis Papastathopoulos)にペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得すると、プレッシャーのかかるPKをフンテラールが自ら決めて同点に追いついた。

 ドルトムントはここまで勝ち点68を獲得しており、29節終了時点ではクラブ史上最多の数字を記録している。これは過去のブンデスリーガに照らした場合、52シーズン中49シーズンで確実に優勝できるレベルのペースだが、今季はバイエルンがすでに75ポイントを獲得している。

 一方、シャルケは7位を抜け出すことができず、欧州カップ戦出場圏内に浮上することはできなかった。(c)AFP