【4月9日 AFP】ボクシング、ヘビー級世界王者タイソン・フューリー(Tyson Fury、英国)の陣営が8日、7月9日に英マンチェスター(Manchester)でウラディミール・クリチコ(Wladimir Klitschko、ウクライナ)とのWBA・WBOヘビー級タイトル防衛戦を行うことを明らかにした。

 フューリーのおじで同選手のトレーナーを務めるピーター・フューリー(Peter Fury)氏は、ツイッター(Twitter)に「7月9日、英マンチェスターでフューリー対クリチコの一戦が行われる」と投稿し、注目の再戦が決まったことを明らかにした。

 昨年11月に独デュッセルドルフ(Dusseldorf)で行われたIBF・WBA・WBOヘビー級タイトルマッチでは、ハンブルク(Hamburg)に拠点を置くクリチコが約11年ぶりの敗戦を喫してベルトを失った。

 イングランド北部のマンチェスター出身のフューリーは、IBFの指名試合を拒否してクリチコとの再戦を選択したため、すでに同タイトルをはく奪されている。

 先日背中を痛めたフューリーは、交渉が長引いたことについて、試合までに自身の体重が増えることを期待していたクリチコ陣営の策略だと話していたばかりだった。 

 フューリーは「やつらは俺が60キロも太って自滅すると考えているようだが、そうはならないぜ」と警告すると、「日にちが決まったら、ジムに直行して練習を開始する」と意気込んでいた。

「(3月26日の試合で、いとこの)ヒューイ・フューリー(Hughie Fury)に付き添ったとき、腰の古傷が悪化した。それで病院に運ばれてから、パンチするたびに腰が痛むんだ。けいれんの症状や神経痛に見舞われて、ひどい目に遭っている」

「だけど聞いてくれ。試合の日にちが発表されたからには、けがの有無にかかわらず、これから準備を進める」

 フューリーがクリチコとの再戦を選択したことにより、今年1月に行われたIBF世界ヘビー級王座決定戦では、右膝の負傷で試合続行が不可能になったビャチェスラフ・グラスコフ(Vyacheslav Glazkov、ウクライナ)を下し、チャールズ・マーティン(Charles Martin、米国)がタイトルを手にした。

 マーティンは、9日にロンドン(London)のO2アリーナ(O2 Arena)で行われるタイトル防衛戦に望み、2012年のロンドン五輪で金メダルを獲得したアンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua、英国)と対戦する。(c)AFP