【4月9日 AFP】東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(The Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games)は8日、2020年東京五輪・パラリンピックの新エンブレムの最終候補4点を発表した。

 組織委によると、約半年前に選定されたエンブレムに盗作疑惑が浮上して白紙撤回となってから、子どもたちからの1000件以上の応募を含め、約1万5000件の応募があった。

 最終候補の作品はそれぞれ、日本伝統のチェック柄を藍色で描いたもの、朝顔をデザインしたもの、ゴールテープを切る選手をイメージしたもの、数色の輪が調和を象徴したものとなっている。

 候補作品のデザイナーについては明かされていない。新エンブレムは25日に決定されることになっている。

 エンブレム委員会の委員長を務める宮田亮平(Ryohei Miyata)氏は各作品のオリジナル性を強調し、「現時点でベストの4作品だと自負している」とコメントした。(c)AFP