【4月9日 AFP】豪競泳のグラント・ハケット(Grant Hackett)が8日、アデレード(Adelaide)で開催されたオーストラリア水泳選手権(Australian Swimming Championships)の200メートル自由形で決勝進出を果たせず、自身4度目となる五輪出場を逃した。

 男子1500メートル自由形の五輪金メダリストで現在35歳のハケットは、2015年に引退生活から競技復帰を果たし、豪水泳選手では史上最年長となる五輪出場を目指していたが、この日の準決勝で全体11位に終わり、9日の決勝に進出できなかった。

 大会初日の7日に行われた400メートル自由形でマック・ホールトン(Mack Horton)に敗れて4位に終わったハケットは、4x200メートル自由形リレーでリオ五輪出場を目標に定めていた。

 オーストラリアを代表する偉大な競泳選手の一人であるハケットは、1500メートル自由形を得意種目とし、2000年のシドニー五輪と2004年のアテネ五輪で金メダルを獲得。世界選手権(FINA World Championships)でも4つのタイトルを手にすると、2008年の北京五輪終了後に現役を退いていた。

 ハケットは報道陣に対して、「悔いはない。いつかは、これらすべてを手放さなければならない」とコメントした。

「悲しみはまったくない。良い結果を出せなかったことは残念だが、もう一度五輪への扉をこじ開ける方法はない。ここまで来られただけで大満足だ」

「代表に選ばれたら最高だったが、それはかなわなかったので、これからは普通の生活に戻るよ」

(c)AFP