【4月8日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の予選が、今季の2レースで採用された「ノックアウト方式」が各チームやファンから酷評されたことを受け、2015年の方式に立ち返ることになった。

 昨シーズンの方式の予選は、17日に決勝を迎える中国GP(Chinese Grand Prix 2016)から施行されることになる。

 国際自動車連盟(FIA)は、「本日受理した書簡での全チーム一致の要請を受け、FIA会長のジャン・トッド(Jean Todt)と商業面を統括するバーニー・エクレストン(Bernie Ecclestone)は、選手権の利益のため、F1委員会と世界モータースポーツ評議会(WMSC)に対し、2015年に施行されていた予選方式に回帰する提案書を提出することに応じた」と、声明を発表した。

「この提案がF1運営組織に承認されれば、中国GPから実施されることになり、今季いっぱい適用されることになる」

「ジャン・トッドとバーニー・エクレストンは、2017年の週末のフォーマットを包括的に査定するために、チームが提案したアイデアを歓迎した」

 各チームは、F1の支配者たちからの勝利に勝ちどきを上げている。

「困難を克服するための唯一の方法は団結だ」と、フェラーリ(Ferrari)がツイッター(Twitter)につぶやくと、レッドブル(Red Bull)も同じくツイッターに、「F1の予選に関して耳にしたとき…」と書き込んだ上で、ダニール・クビアト(Daniil Kvyat)がガッツポーズをみせる動画を投稿した。

 開幕戦オーストラリアGP(Australian Grand Prix 2016)と第2戦バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2016)での「ノックアウト方式」の新予選は、1人ずつ徐々に脱落していき、最後は一騎打ちになる手はずとなっていた。

 しかし、これまでの2レースでは予選最終盤にコース上が空っぽとなり、ファンやテレビ中継にとっては目も当てられない状況となっていた。(c)AFP