■錦織「思い通りにできなかった」

 この日、アンフォーストエラーの数がウイナーの約3倍と、ミスが目立った錦織は、ジョコビッチとの対戦で6連敗を喫し、通算戦績では2勝7敗に後退した。

「厳しい試合だった」と振り返った錦織は、「ノバクとの試合はいつだって試練です」と語った。

 今大会をすべてストレートで勝ち抜けたジョコビッチは、第2セットの第1ゲームまで、錦織の5つのサービスゲームのうち4つを破り、試合の主導権を握った。

 錦織は、第2セットの途中に左膝の治療を受けるなど、不安を抱えているようにも見えたが、プレーを続行。最終ゲームではフォアハンドがアウトになり、ブレークとともにタイトルを譲った。

 錦織はジョコビッチ戦について、「向こうは最高のテニスをしていました。だから自分の思い通りにプレーできなかった」と振り返った。

「サーブの調子が悪かった。相手のリターンが良くて、自分のサーブではプレッシャーを感じていたので、非常に残念。彼(ジョコビッチ)は良いプレーをしていたけど、自分ももう少しできたと思う」

「彼の弱点を見つけるのは難しい。守りも堅いので、ブレークするのは至難の業です」

(c)AFP/Jim SLATER