森村泰昌・田中一光展覧会、大阪で4月5日から開催
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【3月29日 MODE PRESS WATCH】大阪・国立国際美術館にて4月5日から、日本が誇る2人の現代美術家、森村泰昌(Yasumasa Morimura)と田中一光(Ikko Tanaka)の展覧会を同時開催する。
森村泰昌は、名画の登場人物や映画女優、歴史的人物などに自ら扮した“自画像的作品”で知られる現代美術家。今回の「自画像の美術史―『私』と『わたし』が出会うとき」では、これまで取り組んできた自画像の集大成ともいえる渾身の作品が並ぶ第1部と、表現の新たな可能性を示す森村氏初の長編映像作品の2部構成で、地元大阪では初となる大規模個展となっている。なお、本人によるレクチャーパフォーマンスも開催されるので、ぜひおさえておきたい。
「田中一光ポスター展」では、グラフィックデザイナーとして、戦後日本の視覚文化の形成に大きな足跡をのこした作品から、選りすぐりのポスターを紹介。初期から晩年までの代表作約50点を通して、“日本の文化や伝統芸術と戦後欧米モダンデザインとの融合”をテーマとしていた田中氏の核心に迫る内容となっている。
二人はファッションデザイナー三宅一生(Issey Miyake)氏とコラボレーションを行うなど、ファッション分野においても注目される日本美術界の巨匠。彼らの世界をまるごと体感できる展覧会を、ぜひお見逃しなく。
■お問い合わせ先
国立国際美術館/03-6447-4680
■展覧会概要
・「自画像の美術史―『私』と『わたし』が出会うとき」
会場:国立国際美術館
大阪市北区中之島 4-2-55
観覧料:一般1,300(1,100)円、大学生900(700)円、高校生500(300)円
・田中一光ポスター展
会場:国立国際美術館 地下2階展示室
大阪市北区中之島 4-2-55
観覧料:一般430(220)円、大学生130(70)円
※()はともに団体料金
<以下共通>
会期:4月5日~6月19日
時間:10:00~17:00※金曜日は19:00まで(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(ただし5月2日は開館)
■関連情報
・国立国際美術館 公式HP:http://www.nmao.go.jp/
・「自画像の美術史―『私』と『わたし』が出会うとき」 公式HP:http://morimura2016.com/
(c)MODE PRESS