【3月26日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)の南米予選は25日、第5節の試合が行われ、ブラジルとウルグアイは2-2で引き分けた。

 ウルグアイは、出場停止処分が明けたルイス・スアレス(Luis Suarez)が同点ゴールを挙げ、敵地で試合を引き分けに持ち込んだ。

 スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するスアレスは、2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でイタリアのジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)にかみついて以来となる代表チームでの公式戦で、後半3分に値千金の同点弾をマークした。

 敵地アレナ・ペルナンブコ(Arena Pernambuco)でウルグアイは、前半30分までにブラジルのドウグラス・コスタ(Douglas Costa)、レナト・アウグスト(Renato Soares de Oliveira Augusto)に得点を決められ、大敗する可能性もあった。

 しかし、エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)の得点で1点を返したウルグアイは、オスカル・タバレス(Oscar Tabarez)監督に主将を任されたスアレスがゴールを決め、同点劇の主役となった。

 この結果、5試合を終えて勝ち点10のウルグアイは、同13を獲得している首位エクアドルに次ぐ予選2位につけている。

 一方、勝ち点を8としてアルゼンチンとパラグアイと並んだブラジルは、得失点差により同3位につけている。(c)AFP