【3月26日 AFP】サッカー国際親善試合は25日、各地で行われ、前日に元オランダ代表の名選手ヨハン・クライフ(Johan Cruyff)氏が68歳で亡くなり、悲しみに包まれたアムステルダム(Amsterdam)で開催された試合は、フランスが3-2でオランダに勝利した。

 アムステルダム・アレナ(Amsterdam Arena)で行われた一戦では、22日にベルギーのブリュッセル(Brussels)で発生したテロ事件の犠牲者に1分間の黙とうがささげられると、前半14分には試合が一時中断となり、「トータルフットボール」の体現者で、1974年のW杯でオランダを準優勝に導いたクライフ氏を追悼し、選手と観客は60秒間拍手を送った。

 今夏に開催される欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)の開催国フランスは、試合が中断された前半14分までに2得点を奪って主導権を握り、同大会の優勝候補であることを示した。

 フランスは前半6分、アントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)の正確な直接フリーキックが決まり先制すると、続く同13分にはオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)が追加点を挙げた。

 対するオランダは、ダニー・ブリント(Danny Blind)監督がハーフタイムで2選手を入れ替えると、ルーク・デ・ヨング(Luuk de Jong)のゴールで息を吹き返し、後半41分にはイブラヒム・アフェレイ(Ibrahim Afellay)の得点で同点に追いついたが、フランスはその直後にブレーズ・マテュイディ(Blaise Matuidi)が決勝点を挙げた。

 同日に行われたそのほかの試合では、アイルランドが欧州選手権の予選の突破につながった堅実なパフォーマンスを披露し、スイスに1-0で勝利した。

 欧州選手権の予選で世界王者ドイツから勝ち点4を奪っているアイルランドは、前半2分にイングランド・プレミアリーグのアストン・ビラ(Aston Villa)所属のキアラン・クラーク(Ciaran Clark)が挙げた得点を守り切った。

 スイスはボール支配率こそ高かったものの、マーチン・オニール(Martin O'Neill)監督が率いるアイルランドの牙城を崩すことができなかった。

 一方、欧州選手権でグループBに所属し、イングランド、ロシア、ウェールズと対戦するスロバキアは、ラトビアと0-0で引き分けた。ポルトガルは、前半19分にマルセリーニョ(Marcelinho)に得点を許し、ホームでブルガリアに0-1で敗れている。(c)AFP/Jed Court