【3月11日 AFP】東日本大震災から5年を迎えた11日、各地で犠牲者への黙とうがささげられた。

 都内の国立劇場で行われた政府主催の追悼式には、天皇、皇后両陛下、安倍晋三(Shinzo Abe)首相らが参列し、マグニチュード(M)9.0を記録した地震の発生時刻である午後2時46分に、黙とうをささげた。

 天皇陛下は、東京電力(TEPCO)福島第1原発事故による放射能汚染のために避難生活を余儀なくされた人々について触れ、「自らの家に帰還できないでいる人々を思うと心が痛みます」と述べられた。(c)AFP/Hiroshi HIYAMA