【3月9日 AFP】世界保健機関(WHO)は8日、蚊が媒介するジカ熱への感染が広がっている地域への妊婦の渡航を控えるよう勧告した。ジカ熱と新生児の先天性異常との関連を示す証拠が増えていることを踏まえた措置としている。

 WHOのマーガレット・チャン(Margaret Chan)事務局長は、中南米を中心に広がっているジカ熱と、新生児の脳の発達に異常が生じる小頭症との関連はまだ決定的には証明されていないものの、それを「待つ必要はない」と述べた。

 チャン氏はまた、妊娠中のジカ熱罹患との関連が疑われる先天性異常は、この他にもいくつか存在すると指摘。胎児の死亡や胎盤の機能不全、胎児の発育遅延、中枢神経系の損傷といった重大な結果を招き得ると警鐘を鳴らした。(c)AFP