【3月8日 AFP】(更新)今年行われる米大統領選への出馬を検討していたマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)前ニューヨーク(New York)市長(74)は7日、出馬を見送ると発表した。

 理由について、自身が出馬すれば、共和党候補指名争いで上位の不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏やテッド・クルーズ(Ted Cruz)上院議員の大統領選出につながりかねないためと説明。

 ブルームバーグ氏は、侮辱的発言で注目を集めるトランプ氏が共和党の候補指名争いで首位を走る状況への失望を表明し、過去数か月にわたり独立系候補としての立候補を検討していた。

 現行候補に反対する人々からも、出馬して「愛国者の義務」を果たすべきだと促されていたが、「データを分析した結果、出馬しても勝てないことが明白になった」という。(c)AFP