【3月5日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は4日、国際サッカー連盟(FIFA)の新会長に就任したジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)氏の後任として、テオドア・テオドリディス(Theodore Theodoridis)氏を暫定事務局長に任命した。

 しかし、UEFA会長のポストについては、ミシェル・プラティニ(Michel Platini)氏が行った提訴の結果が出るまでは後任を決定しないとしている。

 ギリシャ出身で50歳のテオドリディス氏は、これまで副事務局長を務めていたが、インファンティーノ氏のFIFA会長就任により、プラティニ会長の去就が決まるまでの暫定ながら事務局長に昇格することになった。

 元フランス代表のプラティニ会長は現在、ジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)前FIFA会長から不当な報酬200万スイスフラン(約2億3000万円)を受け取ったとして、FIFAから6年間の活動禁止処分を科せられている。

 しかし、プラティニ氏はスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えが認められれば、UEFAの会長に復帰することが可能になり、自ら事務局長を選ぶことができる。(c)AFP