【3月3日 AFP】サッカー元イングランド代表のアダム・ジョンソン(Adam Johnson)被告は2日、未成年者と性行為に及んだ1件の罪で有罪判決を受けた。

 28歳のジョンソン被告は先月の法廷で、15歳の少女を誘ってレンジ・ローバー(Range Rover)の車内でキスし、性行為に及んだ1件の罪について認めていた。

 裁判では、より重い罪となる口腔性交に関しては潔白となったものの、ジョンソン被告にはもう一つの性行為について陪審員12人中10人が有罪評決を下した。

 ブラッドフォード刑事法院(Bradford Crown Court)の裁判官はジョンソン被告に対して、服役は「ほとんど免れない」と述べると、懲役4年から10年になる見込みであると言い渡した。

 イングランド・プレミアリーグのサンダーランド(Sunderland AFC)に所属していたジョンソン被告は保釈が認められ、2~3週間後に刑が確定することになっている。

 黒のスーツと白いシャツにネクタイを着用していたジョンソン被告は、警備員2人に挟まれながら被告席に座り、判決には特に反応を示さなかった。

 ジョンソン被告が起訴されたのは、昨年1月30日にイングランド(England)北東部のダラム(Durham)で少女を誘った際に起きた事件に関連するもの。被害者の少女はサンダーランドのファンで、ホームで行われた試合後にはスタジアムの外でジョンソン被告をよく待っていた。そして、ジョンソン被告にフェイスブック(Facebook)で友達申請を承認され、メッセージの交換を始めたという。

 裁判では2人がアプリ上で834通ものメッセージをやり取りしていたことが示され、そのなかで少女は年齢を明らかにしていた。その後、2人は昨年1月17日と同30日の2度にわたり密会し、ジョンソン被告が性的接触に及んだのはその2度目に会ったときのことだった。

 10代のため身元は伏せられた少女は、裁判所の外で警察官が読み上げた声明のなかで、「彼に利用され、辱められた気分です。自分の怒りを見せないように努力してきましたが、時には耐えられずにただ泣くこともあります。とても打ちひしがれています」と明かした。

 ジョンソン被告は先月、裁判初日に未成年者との性行為および性行為を目的に未成年者を誘った罪を認め、サンダーランドを解雇されている。(c)AFP